【デザインのコツ/フォント編】フォントの太さや丸みなどによる印象の解説 

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前回は大まかなフォントの種類とフォントの選び方を紹介した。
https://k-deza.com/?p=66

フォントにはそれぞれ与えることができる印象が違うと紹介したが、さらに太さや丸みなどによっても変わるということを解説していく。

明朝体 / 文字の太さ

前回の記事で明朝体の特徴は細く、長文でも読んで疲れないということを解説した。
そして明朝体の与えるイメージは

与えるイメージ/印象

上品/古典的/優雅/高級感/まじめ/

以上のようなものだが、気を付けたいのは文字の太さだ。
太さによってより男性的になったり、繊細さをより強調したりすることが可能である。

また読みやすさにおいても大きく変わってくる。
明朝体は長文でも読みやすいのが特徴ではあるが、
太くなればなるほど文字の隙間や一つ一つの文字に目が行ってしまい読みにくくなる。
本来の利点が発揮できなくなる。

文章はwikipedia参照


以上のことから、女性をターゲットにして高級感のあるものを紹介したいバナーなどを作成するときは、細いものを。
男性をターゲットにし力強いことをアピールしたいときには太いものを、などターゲットを決めそのターゲットにあった印象をもつ太さに文字を設定するとよい。

ゴシック体/丸み

前回の記事でゴシック体の特徴は均一で、遠くからでもわかりやすく目立ちやすいのが特徴と解説した。
そしてゴシック体の与えるイメージは

与えるイメージ/印象

カジュアル/安定感/子供っぽい/親しみやすい/元気

ゴシック体のこれらの特徴をより強めることができるのが丸ゴシック体である。
普通のゴシック体の角を削って丸みを帯びたフォントだ。

与える印象はゴシック体のそれに加えて「やさしい」「ソフト」「ワクワクする」なども感じさせることができる。
日本では標識などでも使われることが多く、堅い内容や注意事項も丸ゴシック体を使うことでソフトに伝えられる効果があるといわれている。

前回のジムのバナー右の画像が合わないと感じたのは、
丸ゴシックが持つソフトさや子供っぽさとジムで筋トレというのが
印象として合わなかったためである。

まとめ

今回は前回よりさらにフォントの与える印象を解説した。フォントの種類もそうだが太さや、形にも意識して使用したい。
もちろん選ぶときに意識すべきことは「何を誰に伝えるかだ

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