「うわっ…私の年収低すぎ!?」…この言葉ご存じですか?
@typeさんの広告です。
この何気ない言葉が多くの人の目をひき、2000年ごろに大流行しました。
このワードの中には「カクテルパーティ効果」が使われています。
この効果をバナーに取り入れることによってより多くの人の目に留まる可能性があります。
それでは今回は「カクテルパーティ効果」って?どうやって使うの?
ということを解説していきます。
カクテルパーティ効果とは?
カクテルパーティ効果とは、
多くの音の中から自分が必要としている情報や、重要な情報を無意識に聞き取ることができることを言います。
例えば会社の飲み会や結婚式の二次会などで、周りがガヤガヤとにぎやかでも、会話をしている相手の声は聞こえますし、遠くからでも自分の名前を呼ばれたら気づきますよね。
仕事帰りなど、電車の中で疲れて寝てしまった時でも、自分の駅に着くと自然と目が覚めるのも不思議に思いませんか? これも「カクテルパーティー効果」が影響していて、自分が毎日使っている駅の名前を認識しているからだと考えられています。
体験!カクテルパーティ効果
それではカクテルパーティ効果を体験してみましょう。
下の動画で白いユニフォームのチームが何回パスをしたか数えてみてください。
正解は13回なのですが、熊のムーンウォークに気が付きましたか?(笑)
本来見えるはずの熊が見えないのはまさに必要な情報を選び出し、他を無視している状態。
カクテルパーティ効果が少し理解できたのではないでしょうか
カクテルパーティ効果を使ったバナー例
このように自分のこと、または自分と関係のある事に人は意識を向けます。
つまりバナーの中に入れるキャッチコピーには、特定の人を具体的に指す言葉にするとよいです。
考え方の順番として、
- バナーで紹介するもののターゲットを考える
- ターゲットが興味のあることを考える
1.の特定のターゲットを考えるためにバナーで紹介するもののことを考えます。
例えば化粧品を売るのであれば、何歳くらい向けなのか、値段はどのくらいなのか、どこで売っているのか、などそういったターゲットを絞らなければ効果的な言葉は考えれられません。
2.の興味のあることとはその商品を使ってどのようになれるか、またほかの商品を使ったけど挫折した…など経験的を言語化するとよいです。
このようなことから考えられるキャッチコピーの例として、
・大阪市に住んでる20代のSEの方向け勉強会
・ジムに通ったけど挫折した、、もう一度挑戦したい方向けの割引
などですね。
ただ、入れればいいというだけでなくこれらの文言を一番目立たせる必要があります。
目立たせるためにはフォントの種類や装飾を工夫しましょう。
その辺はこちらの記事でご紹介してます!
フォントの種類→https://k-deza.com/?p=82
文字の装飾→https://k-deza.com/?p=233
まとめ
今回はカクテルパーティ効果について紹介しました。
バナーは2秒から3秒までしか見られないと言われています。その中で見た人が自分とは関係がないと思ないように是非カクテルパーティを取り入れてはいかがでしょうか。
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